Webライターをやめたいと思った瞬間~10人の体験談を本音で紹介~

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    Webライターは、自分が努力した分だけ収入につながる仕事です。

    しかし、以下のような理由ですぐにやめてしまう方も少なくありません。

    • 報酬の低さへの不満
    • クライアントとのトラブル
    • 本業との両立 など

    そこで当サイトでは、Webライターをやめたいと思ったことがある人を対象に独自アンケート調査を行いました。

    Webライター10人のエピソードを紹介するので、ぜひリアルな声をご覧ください。

    今抱えている不安や迷いなどの解消につながれば嬉しいです。

    この記事の執筆者・監修者

    七瀬あみ

    ディレクター、校正者、オウンドメディア支援など、幅広い業務に対応。900記事以上の制作に携わってきました。未経験からWebライターを始めた自分の経験をもとに、本音で発信をしています。

    X:writing_mania / note:nanase_ami

    目次

    【10人のエピソード】Webライターをやめたいと思った瞬間

    みんなのエピソード

    Webライター10人に聞いた、仕事をやめたいと思ったときのエピソードを紹介します。

    アンケート調査について
    • 調査媒体:X、クラウドワークス
    • 調査日:2024年1月
    • 質問内容
      • Webライターをやめたいと思ったときのエピソード

    1:ほかのWebライターに差をつけられた

    カミヤさん
    X:@kamiya_7076

    1人目は、カミヤさんです。

    Webライターをやめたいと思ったときのことを教えてください。

    Webライターを本気でやめようと思ったことが過去に2回ありました。
    理由は「作業量が多くて稼げない」「ほかのライターに差をつけられた」と感じたことです。
    前者は、単に営業数を増やしてスキルアップをしたことでカバーできました。
    でも、後者は「自分には向いていない」とかなり落ち込みましたね。
    これ以上の成長は見込めないと思ってWebライターを諦めようとしたときに、救ってくれたのは既存のクライアントさんです。
    「いつも本当に助かっています」
    「お客様の売り上げが好調になり感謝しています」
    「体調に気をつけてこれからもお願いします」
    クライアントさんから嬉しい言葉をいただき、また頑張ろうと思いました。

    2:修正の多さとメディア方針の変更

    渡辺なおやさん
    X:@aganaosita

    2人目は、渡辺なおやさんです。

    Webライターをやめたいと思ったときのことを教えてください。

    クライアントからのFBと繰り返しの修正、方針転換に悩んだことがあります。
    間にディレクターが入っていましたが、先方のクライアントが何度も修正とメディアの方針を変更してきました。
    Webライターをやめたい気持ちになった理由です。
    しかし、そんなクライアントワークの厳しさがあったからこそ、多少のことではへこたれないメンタルにつながりました。

    3:フリーランスになって知った厳しさ

    なおたけさん
    X:@kihonmukuchy

    3人目は、なおたけさんです。

    Webライターをやめたいと思ったときのことを教えてください。

    正直、やめたいと思ったことは何度もあります(笑)。
    私はフリーランスとして独立してから、本格的にWebライターとしての活動をスタートしました。
    案件を獲得する方法もわからない状態だったため、独立後、最初の3か月は収入ゼロだったのです。
    クラウドソーシングで案件に応募しても不合格の連続。
    やっと獲得できたと思ったら低単価で消耗など、サラリーマンの頃には味わったことのない壁に何度も心が折れそうになりました。
    働き方の違いを理解し、行動と結果がともなうまでに時間がかかりました。

    4:なかなか収入が伸びないことへの不安

    神戸のどかさん
    X:@writer__28

    4人目は、神戸のどかさんです。

    Webライターをやめたいと思ったときのことを教えてください。

    Webライターの収入が思うように伸びないときに、将来への不安を感じて「このまま続けて大丈夫なのだろうか……」と悩んだことがあります。
    Webライターの仕事が好きで続けていますが、やはり生活のことを考えると収入が低いままでは心配です。
    特に1年目の頃は低単価な仕事が多く、文字単価0.5円くらいの案件も受けていました。
    時給に換算すると、アルバイトの最低賃金よりも低くなります。
    どんなに意欲があっても、価値のある仕事ができなければ収入につながりません。
    今も不安定な収入に不安になりますが、自分のレベルを上げ続けられるように日々頑張っています。

    5:FBが怖くなって辞退した案件

    ミキさん
    X:@mikifreeeee

    5人目は、ミキさんです。

    Webライターをやめたいと思ったときのことを教えてください。

    Webライターを始めて間もない頃、ニュース系のコラム記事のお仕事をいただきました。
    そのコラム記事は、読者に引っかかるキャッチーな内容かつ、少ない文字数でどれだけ簡潔に伝えられるかが求められます。
    記事を書いたことがない私にとっては非常に難しく、企画はバッサリ切られてFB(フィードバック)は真っ赤っか。
    今ではありがたい愛のムチだと理解できますが、当時は担当者さんからの連絡が怖くなってしまい、辞退することにしました。
    そのときは本気でやめたいと思っていました。

    6:アルバイトのほうが稼げると思った

    梅澤浩太郎さん
    X:@K_TR0

    6人目は、梅澤浩太郎さんです。

    Webライターをやめたいと思ったときのことを教えてください。

    Webライターの仕事を始めたばかりの頃、あまりにも稼げなくてやめたくなったことがあります。
    最初は1記事を仕上げるのに、ものすごく時間がかかっていました。
    得られる報酬をかかった時間で割って「時給」を計算したところ、わずか200円ほどだったのです。
    「これならアルバイトをしたほうがよっぽどマシだ」と思いました。
    でも、頑張っていれば徐々に稼げるようになるはずだと思い、やめずに続けて今に至ります。

    7:家庭の問題で心身ともに疲弊していた

    みおんさん
    X:@unten_ha_nigate

    7人目は、みおんさんです。

    Webライターをやめたいと思ったときのことを教えてください。

    パソコンに向き合う時間がまったく取れなかったときは、つらくてやめようかと思いました。
    Webライターになってから、子供を連れて離婚しています。
    さまざまな問題で心身ともに疲弊していました。
    そして、まったく仕事ができなくなり、自分のアイデンティティがなくなるような感覚に陥ったのです。
    そんな時期を乗り越えて、現在はまた頑張ろうと思えるようになりました。

    8:プレッシャーで気分が落ちてしまった

    8人目は、まっくすさんです。

    Webライターをやめたいと思ったときのことを教えてください。

    最初は書くことが楽しかったのですが、数をこなしていくうちに苦痛に感じてきました。
    「もっと良いものを、良い表現を使って書かなければ」と思うと勝手にプレッシャーを感じてしまい、気分が落ちてきました。
    また、報酬についての悩みもあります。
    時間をかけて作業を行うわりには報酬が上がらず、いまいちな収入です。
    いつまでも安い案件のままだと、自然とやる気も落ちます。
    やめてもっと楽にできる仕事がしたいとも思っています。

    9:突然報酬が3分の1になった

    9人目は、y2さんです。

    Webライターをやめたいと思ったときのことを教えてください。

    アパレルショップの商品について執筆しています。
    ファッションが好きな私にとっては最高のお仕事だったので、すぐに応募し、採用が決まりました。
    とても丁寧な対応で仕事をしやすかったです。
    しかし突然システムの改良があり、ライター全員が始めた頃の報酬から3分の1になりました。
    楽しい仕事なので一応続いてはいますが、報酬面を考えるとやめたいのが正直なところです。
    報酬が下がった時点で何人もの方がやめました。
    私も次の仕事が決まったらやめようと思います。

    10:納得のいかない修正指示をされた

    10人目は、イチさんです。

    Webライターをやめたいと思ったときのことを教えてください。

    文章を考えたり、本を読んだりすることが好きでWebライターを始めました。
    クライアントとの打ち合わせや情報収集、執筆など、労力をかけて仕上げた記事に、何度も修正や加筆があると気が滅入ります。
    クライアントの希望に合ったものを仕上げるのはいいことですが、事実をより誇張したり、訂正したりすると、Webサイトそのものが信じられなくなりました。
    ときにはクライアントの指示により、情報の信憑性が損なわれるような記事を執筆するはめになったこともあります。
    より多くの人に伝えたいという気持ちが折れてしまい、やめたくなりました。

    【私の体験談】やめたいときにやめられるのがWebライターのメリット

    やめても戻れるのがメリット
    • 頑張りすぎて体調を崩した
    • 同じ作業に疲れてしまった
    • ほかにやりたいことができた
    • 悲しい出来事があった

    私自身、上記のような理由でWebライターをやめたいと思ったことが何度かあります。

    というか、一時期、案件をすべて断って仕事から離れていました

    仕事をできる状態じゃなかったのが大きな理由です。

    仕事をやめたとしても、Webライターなら好きなタイミングで再開できます

    誰の許可もいりません。

    「ちょっとしんどいからやめようかな……」と思ったら、思い切って一度離れるのもありだと思います。

    そんな働き方ができると理解したうえで、やめること以外の解決法も確認しておきましょう。

    Webライターをやめたいと思ったときの解決策

    解決策

    Webライターをやめたいと思ったときの解決策を紹介します。

    もし自分の状況と重なる部分があれば、できることがないか確認してみましょう。

    自分のスキルをアップさせる

    「低単価案件ばかり」「思うように稼げない」など、収入面の悩みでやめたいと思っているのであれば、自分がスキルアップすることも検討しましょう。

    • Webライティングを本格的に学ぶ
    • SEOの深い知識を身につける
    • 資格を取得して専門分野のライターを目指す など

    今抱えている案件をどれか断ってでも、自分が成長するために時間を使うことは大切です。

    まさに私がこのパターンです!

    スキルアップしてできることが増えるだけで、より条件の良い案件に自信をもって挑戦できるようになります。

    ディレクションや編集を任されるなど、仕事の幅も広がるでしょう。

    私は「もっとレベルアップして効率よく稼げるようになればいいのでは?」と考え、薬機法管理者やSEO検定の資格を取得したり、校正・校閲を本格的に学んだりしました。

    多くのWebライターのなかで差別化するためには、それなりの努力が欠かせません!

    苦手なクライアントから離れる

    クライアントとのやり取りでストレスを感じている方は、案件を辞退して関係を断つ勇気も必要です。

    仕事がなくなってしまう不安があるかもしれませんが、Webライターの募集はかなり多くあります。

    思い切って次に進んだほうが、良い関係を築けるクライアントに出会えるかもしれません。

    ただし、いきなり音信不通になるのは絶対にNGです。

    案件によっては「やめる1か月前までに申し出ること」などの条件があるため、きちんとクライアントに意思を伝えましょう。

    ほかの分野の仕事に目を向けてみる

    今抱えている仕事を少しセーブして、ほかの分野の仕事に目を向けてみるのもおすすめです。

    例えば、Webライターの仕事は1つではありません。

    Webライターの活動範囲
    • Webメディア記事
    • ブログ記事
    • 取材記事
    • コラム
    • 文字起こし
    • プレスリリース
    • LP制作
    • メルマガ
    • ホワイトペーパー
    • 動画のシナリオ
    • SNS運用代行
    • 商品の説明文 など

    初心者はWebメディアの記事(SEO記事)から始めるケースが多いですが、動画のシナリオや取材記事などからスタートする方もいます。

    もしくは、在宅でできるまったく別の仕事と掛け持つのも1つの働き方です。

    • SNS運用
    • 動画編集
    • オンライン秘書
    • Webデザイン
    • イラスト制作 など

    私の周りでも、上記のような仕事とWebライターを並行している方が多くいます。

    正直、Webライターだけの生活を続けていると、少し病んでしまうことがあるんですよね。

    新しいことを始めるのは勇気がいるし、習得するまでに時間やお金がかかるかもしれません。

    しかし、実際にやってみたら「今の仕事よりも自分に合っていた」という発見につながる可能性があります。

    ブログ運営やnoteを始めてみる

    「好きなことが書けない」「楽しくない」など、記事を執筆すること自体への不満でやめたい方は、ブログ運営やnoteを始めてみるのがおすすめです。

    私は両方やっています!

    私はWordPressでブログ運営をすることで、以下のようなメリットがありました。

    • 自分の好きな記事を書けるので楽しい
    • WordPressの操作スキルが身についた
    • 分析やSEO対策ができるようになった
    • ブログ自体がポートフォリオになった
    • ブログ経由でのお問い合わせが増えた
    • Webライター以外の仕事につながった
    • 読者に感謝されてやる気につながった
    • Webライター以外の収入源になった

    両立が大変ですが、楽しみながらモチベーションを維持できる方法です。

    まとめ:Webライターをやめたいと感じたら、限界になるまで我慢しないことが大切

    Let's work togethe!

    Webライターは未経験でも挑戦できる仕事ですが、その分やめてしまう方も非常に多いのが現実です。

    しかし、ほんの少ししかやっていない状態でやめてしまうのはもったいないと感じます。

    思い切って今の仕事を少し減らし、別の分野に目を向けてみてはいかがでしょうか?

    Webライターの仕事の範囲は広く、それぞれに向き不向きがあります。

    よくあるWebメディア記事(SEO記事)にこだわる必要はありません。

    もしくは、まったくほかの仕事と掛け持てば、仕事の対応幅が一気に広がります。

    色々な仕事に挑戦しながら、自分の働きやすい環境を整えていきましょう!

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