Webライターの仕事がつらいと感じたとき~10人のエピソード~

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    Webライターの仕事がつらいと感じた瞬間~10人のエピソードを紹介~

    Webライターは未経験でも始めやすいのがメリットですが、仕事をしていてつらいこともたくさんあります。

    それが理由で辞めてしまう方も少なくありません。

    そこで当サイトでは、Webライター歴1年以上の方を対象に独自アンケート調査を行いました。

    この記事では、Webライター10人に聞いた、仕事をしていて「つらい」と感じたときのエピソードを紹介します。

    私のエピソードやつらいときの乗り越え方も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

    この記事の執筆者・監修者

    七瀬あみ

    ディレクター、校正者、オウンドメディア支援など、幅広い業務に対応。900記事以上の制作に携わってきました。未経験からWebライターを始めた自分の経験をもとに、本音で発信をしています。

    X:writing_mania / note:nanase_ami

    目次

    【10人のエピソード】Webライターの仕事がつらいと感じたとき

    みんなのエピソード

    Webライターとして1年以上活動している方に聞いた、仕事をしていて「つらい」と感じたときのエピソードを紹介します。

    アンケート調査について
    • 調査媒体:X
    • 調査日:2024年1月
    • 質問内容
      • Webライターをしていて「つらい」と感じたとき

    1:人として扱われなかった

    みおんさん
    X:@unten_ha_nigate

    1人目は、みおんさんです。

    Webライターをしていて「つらい」と感じたときのことを教えてください。

    案件をどんどん渡され、納品期日までに仕上げるのが難しいと言っても「ライター不足のため変更は受け付けられません」と断られたことがあります。
    当時はまだ、私も断ることが苦手でした。
    「チームとして何かあったら遠慮なく申し出てください」と言われていたのに、人として扱われていないのだと感じてつらかった経験です。

    2:どんなに書いても終わりが見えない

    なおたけさん
    X:@kihonmukuchy

    2人目は、なおたけさんです。

    Webライターをしていて「つらい」と感じたときのことを教えてください。

    Webライターとしてネガティブな気持ちになるのは、納期に追われているときです。
    1週間で構成作成と本文執筆を日々交互に対応するタイミングがあると、毎日があっという間に感じる反面、しんどさから長く感じることもあります。
    「できる」と手を挙げるときは余裕があるのに、なぜか依頼のタイミングが重なってしまうことがあります。
    書いても書いても終わらない感覚に陥るのは、Webライターの難しい部分であり、大変な部分です。

    3:最初はなかなか仕事が取れなかった

    田仲ダイさん
    X:@DaiTanaka14

    3人目は、田仲ダイさんです。

    Webライターをしていて「つらい」と感じたときのことを教えてください。

    Webライターをしていてつらいと感じたのは、仕事を獲得できなかったときです。
    初めの頃は実績がないため、自分の力を証明できるものがなく、なかなか仕事を獲得できませんでした。
    しかし、SNSでは自分と同時期にWebライターになり、順調に仕事を獲得している人も見かけます。
    そんな様子を見て自分と比較し、落ち込むことがありました。
    現在はコンスタントに仕事をもらえるようになりましたが、修正内容や量に落ち込むこともあります。
    仕事がなかったときに比べると、贅沢なつらさですね。

    4:アバウトな修正依頼への対応

    梅澤浩太郎さん
    X:@K_TR0

    4人目は、梅澤浩太郎さんです。

    Webライターをしていて「つらい」と感じたときのことを教えてください。

    理由がよくわからないまま、何度も原稿にダメ出しをされるとつらいです。
    提出した原稿に対して「意味がわからない」「流れがおかしい」などとコメントが付けられて、修正を求められたことがありました。
    どう直せばいいのかわからないまま、必死で直して提出しました。
    すると、また同じようなコメントを付けられたうえ、最初は問題なかった箇所まで修正が求められたのです。
    何度も何度も修正をして、やっとOKがもらえましたが、かなりキツかった経験です。

    5:相性の良くない案件を受けてしまった

    渡辺なおやさん
    X:@aganaosita

    5人目は、渡辺なおやさんです。

    Webライターをしていて「つらい」と感じたときのことを教えてください。

    仕事を多くもらえるようになってくると、捌ききれない量の案件が回ってくることがあります。
    時間が足りず、相性がよくない案件を受けてしまったことがありました。
    また、過去に未経験のWebディレクターに応募して受かったものの、挫折した経験もあります。
    つらくて大変だった経験を乗り越えたおかげで前に進めました。

    6:初めてキャパオーバーになった経験

    カミヤさん
    X:@kamiya_7076

    6人目は、カミヤさんです。

    Webライターをしていて「つらい」と感じたときのことを教えてください。

    Webライターの仕事では「納期」と「体調管理」が大変です。
    現在もお付き合いがあるクライアントさんから、ありがたいことに1か月で40記事の発注をいただいたときがありました。
    ほかにも案件を抱えていたので、僕自身初のキャパオーバー気味となり、早朝から深夜までずっと執筆していた経験です。
    そのときは、初めて夢の中でも執筆していましたね……。
    Webライターは納期の先にお客様がいらっしゃいます。
    納期遅れは許されないため、ライター自身の体調管理にも気を遣う必要があると感じました。
    納期と体調管理はWebライターにとって永遠のテーマだと思っています。

    7:修正の多さで自信を失いかけた

    神戸のどかさん
    X:@writer__28

    7人目は、神戸のどかさんです。

    Webライターをしていて「つらい」と感じたときのことを教えてください。

    仕事を始めたばかりの頃に、ある案件でクライアントから5回ほど修正をお願いされました。
    何度提出しても直すところがなくならず、心が折れそうになりながら修正を続けたのを覚えています。
    自分なりに精一杯やっているものの、スキルが伴わず、悔しくて自信を失いかけた案件です。
    もちろん、クライアントに迷惑をかけることはよくありません。
    悔しい経験も無駄にせず、勉強への意欲につなげようと決めました。

    8:極端な文字数制限への対応

    ミキさん
    X:@mikifreeeee

    8人目は、ミキさんです。

    Webライターをしていて「つらい」と感じたときのことを教えてください。

    極端な文字数制限があるときがつらいです。
    Webライターを始めたばかりの頃に、見出しが数十個あるのに指定文字数が少ない案件に当たりました。
    1つの見出しに対して100文字も書けない計算です。
    ディレクターさんに相談しても「指示の通りに……」ということで執筆。
    結果的に「内容が足りない」と言われ、失注した経験があります。
    この経験は極端な案件でしたが、「短い文章でわかりやすく」というのはいまだに頭を使う作業です。

    9:スキル不足で難しさを痛感した経験

    伊藤めぐりさん
    X:@pika_meg

    9人目は、めぐりさんです。

    Webライターをしていて「つらい」と感じたときのことを教えてください。

    1番つらくて大変だったのは、初めて対応した取材記事です。
    当時の自分がスキル不足で、不完全燃焼な取材となってしまいました……。
    SEOのテクニックだけでなく、感情が乗った記事の難しさを痛感した経験です。
    このつらい経験があったからこそ、いつか同じ相手にリベンジしたいと思っています!

    10:低クオリティな記事のリライト

    シン上田さん
    X:@shinueda2000

    10人目は、シン上田さんです。

    Webライターをしていて「つらい」と感じたときのことを教えてください。

    他人が書いた記事のリライトを任されたときの話です。
    送られてきた記事の日本語がぐちゃぐちゃで、さっぱり理解できない有り様。
    執筆したWebライターだけでなく、こんな記事を平気で掲載できる編集者にも呆れました。
    なんとか普通に読める記事に修正しましたが、えらく時間がかかって損をした案件です。
    長いライター経験のなかでこういう経験がかなり多く、つらい部分でもあります。

    【私の体験談】Webライターの仕事がつらいと感じたとき

    つらいこと

    ここでは、私がWebライターをしていて「つらい」と感じたエピソードを紹介します。

    Webライターは未経験でも始めやすい仕事ですが、決して簡単な仕事ではないことを理解しておきましょう。

    スケジュール管理での失敗

    Webライターの仕事は、納期に間に合うように自分でスケジュール管理を行うことが重要です。

    しかし、家族や自分の体調不良で思うように執筆できず、徹夜状態で記事を仕上げることも多々あります。

    特に1年目はペース配分がわからず、よく失敗していました。

    ときには家族に八つ当たりしてしまい、家庭環境が悪化したこともあります。

    最終的に自分が体調を崩し、しばらく仕事ができずに迷惑をかけてしまいました。

    予想以上に時間がかかる案件

    「このテーマならあまり時間がかからないだろう」と思って応募したら、予想していた5倍以上の時間がかかって苦戦した経験があります。

    報酬はそこそこ良かったのに、時給に換算したら500円くらい……。

    作業量の多さまで確認しなかったことが失敗の理由です。

    また、Webライターは正しい情報を伝えなくてはいけないため、根拠のない情報は安易に書けません。

    特に数字や効果効能が絡む記事ほど、その内容が正しいことを証明するソース(情報源)が重要になります。

    自分の知識があったとしても、知識だけでは執筆できないのがWebライターの難しいところです。

    納得のいかない修正対応

    私の知識と経験がある分野の記事を執筆しているときに、「ここはおかしい。その内容はありえないからこう修正して欲しい」という指摘を受けたことがあります。

    「私の一次情報なんだけどな……」と言い返したい気持ちをグッと抑えて、言われた通りに対応しました。

    修正になったのは、クライアント側の認識のズレが理由です。

    さまざまなやり方があるのに、自社のやり方以外認めたくなかったのでしょう。

    私のやってきたことが全否定された気持ちになり、とてもつらかったのを覚えています。

    今でも思い出すとモヤモヤする出来事です。

    レギュレーションがバラバラ

    複数のクライアントから仕事を受注していると、レギュレーションがバラバラで混乱することがあります。

    なかでも表記ルールは各社で異なるため、クライアントが複数あると混乱しやすい部分です。

    レギュレーションの例

    A案件:行う
    B案件:行なう

    A案件:紹介します
    B案件:ご紹介します、ご案内します

    上記はほんの一例ですが、クライアントによって真逆くらい異なるケースもあります。

    納期に追われて徹夜状態が続いていたときに、表記のミスを連発してしまったことがありました。

    レギュレーションが多い案件ほど神経を使うので、今でも時々苦戦する部分です。

    コミュニケーションを取りにくいクライアント

    報酬面での条件が良い案件だったのに、やり取りをする相手が以下のような対応で疲弊した経験があります。

    • メールの返信が遅い
    • 一方的な要望しか伝えない
    • 修正の指示がアバウト
    • フィードバックがきつい
    • 感謝の言葉が一切ない

    忙しいのはわかりますが、確認したいことがあったときになかなか返信がないときはつらいです。

    2~3日後にやっと返信があり、かなり作業がずれ込んで大変だったこともありました。

    合わないクライアントとは、契約を終わりにする勇気も大切だなと感じた経験です。

    Webライターの仕事がつらいと感じたときの乗り越え方

    乗り越える方法
    • 思うように稼げない
    • ライティングスキルが向上しない
    • スケジュール管理が難しい
    • クライアントとうまくいかない など

    Webライターは自分の知識や経験を活かせる仕事ですが、思うようにいかなくて挫折してしまう方も少なくありません。

    ここでは、仕事がつらいと感じたときの乗り越え方を紹介します。

    私が実際にやってきた方法です。

    初心者なら1~3か月は続けてみる

    Webライターは年齢関係なく誰でも挑戦できますが、決して簡単な仕事ではありません。

    もし「ちょっときついな……」と感じているのが初心者であれば、踏ん張る気持ちも必要です。

    毎日取り組めるなら最低1か月、副業で時間がないなら最低3か月は継続してみましょう。

    誰もがみんな、初心者からのスタート。

    ほんの少しやってみただけで「自分にはできない」と決めつけるのはもったいないです。

    仕事が増えるかどうかは、自分の努力次第になります。

    覚悟して頑張りたい気持ちがあるなら、まずはライティングスキルをアップさせることに集中しましょう。

    一度休んで気持ちをリセットする

    お金を稼ぐために仕事を抱え込むと、精神的に疲れてしまい、体や執筆に悪影響を及ぼす可能性があります。

    • 集中できない
    • 落ち着ける時間がない
    • 家族に八つ当たりしてしまう など

    もし上記のような状態になってしまったら、思い切って一度休息をし、気持ちをリセットすることが大切です。

    私もかなりつらくて、家族に八つ当たりばかりしていた時期がありました。

    スケジュールが詰まっていると、休むことがなかなか難しいかもしれません。

    しかし、気持ち的に不安定な状況のまま仕事をしていると、不注意によるミスが増える可能性があります。

    ほんの数日間でもいいので「〇日~〇日までお休みをいただきたいので、スケジュールの調整をしていただくことは可能でしょうか?」と、クライアントに相談してみてください。

    休んでいる間に、ほかの知識をインプットするのもおすすめです!

    受注している案件を見直す

    • 文字単価(記事単価)が低い
    • クライアントの言い方がきつい
    • いつも納期が短い など

    つらい原因が受注している案件によるものなら、一度見直して整理してみるのがおすすめです。

    特にクラウドソーシングで受注している場合は、極端に単価が低い案件が多々あります。

    手数料も引かれてしまうため、少し損をした気持ちになるでしょう。

    正直、Webライターを募集しているクライアントはとても多いです。

    ある程度のライティングスキルがあれば、自分に合ったクライアントはきっと見つかるはず。

    「仕事がなくなったらどうしよう……」と考えるのではなく、より良い条件の案件を獲得できるように、次のステップに進む努力をしてみてください。

    プロとしての自覚を持ち、案件を選べるようになるのが理想です。

    スキルの向上が見込めない案件にこだわり続けるのはおすすめしません!

    ライティングの範囲を広めてみる

    Webライターの主な仕事は、Webサイト上に掲載する記事を書くこと。

    その活動範囲はさまざまです。

    Webライターの活動範囲
    • Webメディア記事
    • ブログ記事
    • 取材記事
    • コラム
    • 文字起こし
    • プレスリリース
    • LP制作
    • メルマガ
    • ホワイトペーパー
    • 動画のシナリオ
    • SNS運用代行
    • 商品の説明文 など

    「Webライターが最初に始める仕事」としてWebメディアの記事(SEO記事)から始めるケースが多いですが、取材記事や動画のシナリオからスタートする方もいます。

    「今やっている仕事は自分に合わないな……」と感じたら、違う種類の仕事に挑戦できるのがWebライターの魅力です。

    SEO記事は苦手だけど、取材なら楽しく仕事ができるという方もいます!

    Webライターの仲間を見つける

    SNSやオンラインサロンなどでWebライターの仲間を見つけることも、つらいときの乗り越え方です。

    特にX(Twitter)上では、Webライターをしている方のアカウントが多くあります。

    「つらいのは私だけじゃない」とわかると同時に、「もっと頑張ろう」という気持ちになれるかもしれません。

    ただし、他人と比較しすぎてネガティブな気持ちにならないようにしましょう。

    ブログ運営やnoteに挑戦する

    「自分の知識や経験を発信したい」という気持ちが強い方ほど、理想と現実のギャップを大きく感じる可能性があります。

    残念ながら、自分の知識を活かせる案件にタイミングよく出会える可能性は低いです。

    ライバルが多い案件ほど、難易度も高くなるでしょう。

    好きなことを発信したいのであれば、ブログ運営やnoteに挑戦してみるのもありです。

    例えば、当サイトのようなブログ運営をすることで、以下のようなメリットがあります。

    • 自分の好きな記事を書ける
    • WordPressの操作スキルが身につく
    • 分析やSEO対策ができるようになる
    • ブログ自体がポートフォリオになる
    • ブログ経由でのお問い合わせが増える
    • Webライター以外の仕事につながる
    • Webライター以外の収入源になる

    noteは、SEOを気にせず、自分の意見を自由に発信したい方におすすめです。

    ただし、薬機法や景品表示法など、記事制作をするうえで知っておくべき知識はたくさんあります。

    きちんと調べてから挑戦してみてください。

    まとめ:Webライターの仕事が「つらい」と感じたら働き方を見直してみよう

    Let's work togethe!

    Webライターは、誰でも稼げる簡単な仕事ではありません

    人それぞれ、異なる理由でつらさや大変さを感じています。

    そのまま放置すると大きなストレスになるため、自分がつらいと感じている原因を洗い出すことが大切です。

    働き方を見直し、環境を変えるために行動しましょう。

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